暁星学園同窓会

ワイン愛好会

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活動報告

2012.09.20

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第6回 ワイン同好会報告

晴天に恵まれた平成24年9月15日、ワイン同好会のメンバーは一路伊豆修善寺に向かった。目的地は中伊豆にある「中伊豆ワイナリー シャトーT.S.」。

暁星の食堂を委託運営され、カラオケでも有名なシダックスの志太勤一(1976卒)先輩が、趣味のワイン好きが高じて作ってしまったワイナリーである。

東京駅9時発の踊り子105号修善寺駅行きに乗車したメンバーは、浅尾会長ご夫妻をはじめ総勢19名。おおよそ2時間で修善寺駅に到着。
駅ではワイナリーから専用車でお出迎えがあり、そのまま目的に向かう。

修善寺の駅から車で10分ほど。山中を行くといきなり眺望が開け、広大なブドウ畑が展開する。その正面にそびえ建つ4階建ての堂々たる白亜のシャトーが中伊豆ワイナリーだ。
ワイナリー専属ソムリエの吉田学氏の案内で、まずは屋上の展望スペースへ。
富士山を望む眺望は見事で、眼下には国内有数の規模である6.5haものブドウ畑が広がる。絶景だ。

次は志太先輩のコレクションセラーを拝見。
19世紀前半の「プレ・フィロキセラ コレクション」や、棚一面に並べられたカリフォルアの銘酒「オーパス・ワン」など垂涎もののグラン・ヴァンが埋め尽し圧巻。

その後は醸造設備や、オーク樽の中で熟成中のワインが眠るセラー、ブドウ畑を見学。ブドウ畑には収穫寸前のブドウの房がたわわに実っている。つまんで口にほおると、ブドウは完熟し甘実がのっており美味しい!

さて、いよいよ本日のメイン、バーべキュー会場「グラッパの丘」へ。
シャトーとブドウ畑が一望できる見晴らしの良い丘には、イタリアの蒸留酒グラッパを造る銅色に輝く蒸留器が据えられ、その傍らのブドウ棚の下にバーベキュー・コーナーがある。

食べ放題のうえに、この日は暁星同窓会のイベントということで、特別にワイナリー産の高級ワインが飲み放題。
このワインは香りが良いとか、こっちはフルボディーだなどと、食事そっちのけでワイン談議に声が弾む。さすがワイン好きの暁星ボーイの面々、論評が鋭い。
食べるほどに飲むほどに参加者の顔がほころび談笑がはずむ。

解散時にはすっかりほろ酔い気分。楽しく幸せな一日であった。
志太先輩、ありがとうございました。

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2012.07.17

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中伊豆ワイナリーシャトー訪問

第6回 ワイン同好会のお知らせ

下記の通り企画いたしましたのでご案内をいたします。
今回は1976年卒 志太勤一氏の シダックスが経営する中伊豆ワイナリー シャトーT.S.を訪問いたします。
ご家族、ご友人をお誘い合わせのうえ、参加をお待ちしています。


日 時: 平成24年9月15日(土曜日) 
行き先: 中伊豆ワイナリー シャトーT.S.
     静岡県田方郡中伊豆町下白岩1433-27
     電話0558-83-5111
     https://www.shidax.co.jp/winery/winery/index.html
費 用: 3000円(見学・試飲・昼食バーベキュー代を含む)
     ※電車代別途。ワイナリーに支払う費用です。
集 合: 11時30分、現地集合
解 散: 15時
交通機関:  往路:東京駅9:00発、踊り子105号修善寺駅行き
          (品川、横浜などにも停車。修善寺11:08着、タクシーで約10分)
       復路:修善寺駅15:39発、踊り子114号東京行き(東京17:44着)

※参加お申し込みはメールまたはFAXで同窓会事務局までお願いいたします。

また、東京駅からご乗車で、ご希望の方は上記の指定席乗車券(片道4590円)をまとめて購入いたします。
その旨をご記入の上7月31日までにお申込み下さい。

※もちろん前後にワイナリーのホテルや修善寺に泊まって温泉をゆっくり楽しむのもOKです。

※申込み締切  9月7日(ただし乗車券購入希望の方は7月31日)

                              以上

2010.05.28

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第5回ワイン同好会 ワイナリ見学バスツアー報告

先日5月15日(土)、葡萄酒の銘醸蔵、斯界屈指の歴史を誇る甲府の株式会社サドヤを日帰りで訪問して参りました。同社は欧歴1917(大正6)年今井精三氏により創業。戦前から自家農園開墾、フランス原産葡萄品種の栽培を手掛け、帝室御用を拝命、本邦葡萄酒生産の先駆者となって来ました。

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66年卒今井裕久兄が同社最高顧問です。

参加は浅尾同窓会長ご夫妻以下30名。81年卒吉澤兄が経営に携わる株式会社グリーンキャブより豪華な大型観光自動車を配車戴きました。快晴の空の下、新緑の煌めきに包まれながらの旅は快適そのものでした。世話役81年卒遠藤兄の手配で、エビス麦酒(82年卒遠藤兄協賛)、サントリー葡萄酒(76年卒田中兄協賛)の豊富なご提供を受け車中から酔客の歓声に包まれました。

現地では今井兄に出迎えられ、まず迷路の様な地下倉に案内戴きました。かつて貯酒槽として使用されていた天井高3米の方形空間が今は展示場として使われています。葡萄酒を樽熟成させている樽貯蔵庫は圧巻でした。

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地上に戻ると、清楚な洋館の大食堂貸切で午餐が用意されていました。今井兄が音頭をとり薄紅色に輝く発泡葡萄酒で乾杯、フランス料理と共に自家秘蔵の貴重な白、赤のシャトーブリヤン熟成古酒を堪能、甘味酒精強化酒オーナーヴで〆ました。

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宴たけなはに去り難く予定を大幅に超えて御開。記念撮影の後、最高顧問今井兄、代表取締役社長萩原氏以下の堵列お見送りを背に甲府を辞去しました。そして九段到着前には金谷同窓会副会長に総括戴き解散となりました。

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参加された同窓会事務局59年卒関戸兄には募集や会計などご面倒見て戴き、暁星クラブSNSでは平行募集をお手伝致しました。

別記:
今井兄の計らいで、歴史的な出会いが宴場でありました。甲府在住の本田忠良氏と長野善光寺德行坊住職79年卒若麻積敬史兄。川中島の戦で善光寺本堂が炎上、武田信玄氏が甲府善光寺を建立し本尊を譜代衆若麻績一族と共に甲府へ移した。本尊は天下人の変遷に伴い尾張(織田)三河(徳川)京(豊臣)と47年間流転の後、豊臣秀吉氏没後若麻績一族と共に長野へ戻ったが、甲府善光寺には若麻積一族の一部が残った。その末裔15代当主が本田家筆頭忠良氏です。1558年以来450年振りの離別一族の再会でした。

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(79年卒 岡村 仁 記)

2009.10.19

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第4回 ワインの会(アルザスと南フランスのワインを飲み比べる)

第4回ワイン同好会報告
2009年10月9日(金)
東京押上「遠藤利三郎商店」
PM7:00 -

あと2年もすると東京の空へ高くそびえ立つ"東京スカイツリー"を見上げながら押上の町を歩くことしばし、下町の商店街を抜ければ辺りはいつのまにか住宅街の香りがする町並みへと変わっていきます。
4回目となる今回のワイン同好会は、日本ワイン輸入協会の事務局長やワインスクールの講師を務めていらっしゃり、毎回のワイン同好会において豊富な知識で会員を楽しませて下さる遠藤氏(1981年卒)が、今年6月に家業の味噌問屋をリバイバルオープンをさせた「遠藤利三郎商店」にお邪魔させていただきました。

押上でワイン?と思う方が多いかもしれませんが、住宅街の中にふと現れるお洒落な趣のドアを潜った先の店内は、方々から訪れる来店客でオープン間もないとは思えないほどテーブル席もカウンターも店内どこもが満席と盛況で、一同は大変な人気の店内をすり抜けて、店の奥に用意されている特別な個室を今回は利用させていただきました。

「寒い北では白葡萄から白ワインを作り酸味が特徴であるが、南の黒葡萄は色素と酸味は相性が悪く、温暖だと甘みの強い果実が出来てしまう.ので赤ワインに適している」など、「南北のフランスのワインを飲み分ける」という今回のテーマに併せて、遠藤氏のご説明を伺いながら美味しいワインと、有名ホテルで腕をふるっていたシェフのお料理をいただき一同舌鼓を打ち続ける一時となりました。
ワインというと難しい講釈が付きまとうイメージもありますが、「純粋に飲んで美味しいを楽しむ」がモットーの本同好会をきっかけにワインに親しんでいただければと思います。

今回、ご指名をいただき同好会報告を書かせていただいている私も飲んだことのない美味しい味!こんな味のワインがあるなんて知らなかった!なんでもっと早くワインを飲み始めなかったのだろう!とこの同好会で感激した一人でございます。
皆様のご参加を奮ってお待ちしております。


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2007.12.07

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第2回 イタリア料理とワイン

日時:12月7日(金)午後7時より
場所:南青山イタリア料理 ラ・グロッタ・セレステ
参加人数:12名

第2回ワイン同好会のテーマは『シャンパンと世界のスパークリングワイン』です。
フランスのシャンパンとシードル、イタリアのプロセッコ、スペインのカヴァ、そしてカルフォルニアのスパークリングワインを試飲いたしました。

遠藤さんから世界のスパークリングワインの歴史、マリーアントワネットとワインの逸話やそれぞれの薀蓄をお聞きしながら、今までとは違った新しいワインの世界へ、わたし達を導いていただきました。
あまり知られていないイタリアとスペインのスパークリングワインがとっても新鮮で味わい深いものでした。

圧巻は、ナポレオンの古事に倣ってのサーベル(遠藤さんが持参)での開封、シャンペンが十倍美味しくいただけました。

最後は特別に監事がグラッパというワインを絞った後の粕から醸造、蒸留したお酒を試飲しました。

次回はどんなワインとお話を遠藤さんからお聞きできるのかと期待を膨らませてのお開きとなりました。程よく酔い、楽しく、美味しく、知識が豊富になったワインの会でした。
次回のご参加をお待ちいたします。


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2006.11.17

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第1回 ボージョレ・ヌーヴォーを楽しむ

フランスの有名なワインであるボージョレ・ヌーヴォーが世界中で解禁日を迎えた翌日、11月17日にワイン同好会の第1回が開催された。
会場は高野隆夫氏(1967年卒)がオーナーを務めるフランス料理の店マルミット。暁星に程近い九段南にあり、暖かみのあるこぎれいなレストランだ。第1回のテーマは「ボージョレ・ヌーヴォーをたのしむ」。

フランスワインに常日頃楽しんでいる諸先輩が参加されている中、仕事柄とはいえ僭越ながら私が今回のワインを用意させていただいた。
午後7時に浅尾同窓会長を始め参加者16名が揃うと、先ずはボージョレ・ヌーヴォー2006年で乾杯。ニ杯目はヌーヴォーでない普通のボージョレ2005年。ヌーヴォーとの違いを飲み比べていただいた。

次には高野オーナーの心尽くしのオードブルにあわせて、最上級の特級ボージョレとでもいうべきムーラン・ナ・ヴァン村とモルゴン村のボージョレの栓を開けた。特に最後のワインは有機栽培ブドウを原料とした最近流行りの自然派ワインといわれる、マルセル・ラピエール氏の手によるモルゴン村のワイン。普段馴染みのボージョレとは思えない複雑さとボリューム感を持ったワインだ。
同じボージョレといいながら四者四様の味わいの違いに参加の諸先輩方から驚きのの声が上がった。やはり「ワインは実際に飲んでみなくては分からない!」。

酔いがまわるとともに九段の夜はワイン談義で盛り上がり、ワイン同好会の第1回は大成功のうちに散会となった。

文責遠藤誠(1981年卒)

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