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会長挨拶(2016年12月)

【飯田新校長に期待】
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 今年の4月に、同窓生の飯田雅章さん(1977年卒)が中学高等学校の校長に就任された。飯田さんは柿山理事長の教え子であり、大学でフランス語の先生をしてこられた。大学受験や社会の趨勢でフランス語の存在感が薄れつつある中で、フランス語教育の良さが学園の中で再認識されていくのではないか、と期待している。
 また、浅草生まれで浅草育ち、今でも三社祭で神輿を担ぐ生粋の下町っ子、「義理と人情とやせ我慢」の心意気をお持ちである。飯田新校長は「暁星ボーイとして生きていくため」という話を生徒達にしているが、下町の心意気も加味しつつスマートな暁星ボーイの育成、暁星ならではの全人教育が実践されることにも期待したい。
 新校長が卒業生であることで、母校愛にあふれる同窓生諸氏も今まで以上に学園への思いを新たにされるのではないだろうか。もちろん、学生の本分として在校生の学力向上は必要不可欠であり、暁星での教育の成果が卒業後進路など目に見える形で示されることを同窓会としても支持したいが、今の生徒達が卒業後に先生方を「恩師」と慕うような環境、同窓生として子息を学ばせたくなる環境を一層充実させていくことも、全人教育につながるのではないだろうか。
 社会に目を転じると、個人主義・利己主義が蔓延している。向こう三軒両隣とのお付き合いや、思いやり、助け合いなど、人とのつながりを大切にし、他人への優しさが自然に身につくといった、現代では疎まれがちな昔の下町での日常が、今後の時代を担う生徒たちにより必要となっている。幸いにも暁星はカトリックのミッションスクールである。聖書にある隣人愛の大切さも、これに相通ずるものがある。ミッションスクールの利点を活かして、暁星学園は授業や行事を通じて多感な生徒達に何度も吹き込んでいくことが可能である。生徒達がこれを少しでも受け止められれば、その教えは生徒達の一生の宝になるのは間違いない。そのような新入会員であふれる同窓会の未来を期待したい。
 さて、同窓生諸氏も大変気を揉んでいる125周年事業が動き始めた。我々の思い出が一杯詰まった講堂・体育館が数年後に生まれ変わる。いまの講堂・体育館は、約80年の歴史を刻んできた。未来の暁星ボーイ達が、新たな講堂・体育館に素晴らしい思い出を新たに詰め込んでいくだろう。我々の母校がいつまでも誇らしい存在であり続けるために、暁星学園同窓会は今後も精一杯応援していきたい。

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