暁星学園同窓会

フランス友の会

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活動報告

2019.08.08

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第14回 フランス友の会開催

第14回フランス友の会が開催されました。

日時:2019年7月21日(土)12時 

場所:東京駅八重洲口前レストラン・「アンジェロコート東京」

参加者:34名

今回は講師に1963年卒の眼科医・濱田嶺次郎氏をお招きし「白内障事始め:ジャック・ダヴィエル物語」と題して講演をしていただきました。

       

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白内障手術は、日本で年間150万件行われています。
加齢とともに視力障害症状が出現し、不自由になります。
誰でもが受けられるのが白内障手術です。
濁った白内障を取り除き眼内レンズが挿入され、一生、快適な視力を維持できます。
現代白内障手術の原点となる手術法を開拓したのが、ジャック・ダヴィエルです。
1693年に生まれ1762年に亡くなったフランス人眼科医です。
オテル・ディユー病院に眼科レジデントとして働き、この魅力ある眼科医の歴史を覘くことができました。
暁星学園の同窓の皆様に、3世紀前に生き、ルイ14-15世の時代に白内障手術を開花させた人物についてお話をしていただきました

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2012.11.12

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第8回 フランス文化同好会報告

第8回フランス文化同好会は、10月27日(土)、神田「ラ・リヴィエール」でフランス料理の昼食会を挟んで開催された。
講師には、1966年卒の国際基督教大学教授、青井明先生をお招きし、『フランス語 さまざま』と題してお話しいただいた。

当日は、駐日フランス大使館文化部・フランシス・メジエール次席参事官、日仏会館フランス事務所長クリストフ・マルケご夫妻、前回講師で青井先生の恩師・野村二郎先生を始め、同窓会会員30数名が参加された。

講演は、フランス語の多様性について、十数ページに及ぶ詳細な資料をもとに説明いただいたが、和やかな昼食会のひとときは、大学の授業風景に変わり、熱心にメモをとられる方も多かった。
以下、その一部をご紹介する。

フランス語は、フランス本国のほか、スイス、ベルギー、アフリカ諸国、カナダ、カリブ海地域などで使用されている。
フランス国内でも、オイル語、オック語などさまざまな方言があり、また国内には、フランス語以外の地方の言葉もある。
我々も身近にその存在を聞いているアルザス語など、地方の言葉の一例。
フランス語は"話者数"では、調査により多少異なるが、概数は175~200百万人程度で"世界の上位言語15言語"の中位だが、国際語上位11言語(公用語)"、"世界で最も影響力のある10言語"の中では、それぞれ英語についで第2位にランク付けされている。特に近年アフリカ諸国で話者数が増加しているとのことである。
ついで、ベルギー、スイス、チュニジア、カナダなどで現在使用されている単語、表現方法などの実例。
たとえば、フランス本国とは違った意味となっている言葉やその国で独自に使われている表現など、ご専門分野の視点から詳細にいろいろご説明いただいた。
言葉が歴史とともに、それぞれの地域で進化し、いろいろな形で伝承されているものだとよく解り、たいへん興味深い講演だった。

また、同窓会より、去る7月14日、フランス大使公邸で行われた革命記念日式典での暁星小学校聖歌隊の毎日新聞の記事が紹介された。今回の聖歌隊招待は、クリスチャン・マセ駐日フランス大使から直接、同窓会を通じて、6月にご提案あったもので、その後学園側関係者のご協力を得て実現した。
当日、聖歌隊・保護者等関係者総勢約90名が公邸に招待され、来賓数百名の前で、暁星小学校聖歌隊が日仏両国歌を斉唱し、たいへん好評だった。



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2009.10.15

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第4回 フランス文化同好会報告

9月26日(土)の昼、神田のレストラン「ラ・リヴィエール」において、フランス大使館公使、参事官のお客様を含め39名が参加して開かれた。

今回は日仏外交・交流史研究家として知られる、(株)セリク代表取締役社長 クリスチャン・ポラック氏をお招きし、『日仏交流史、そしてフランス人から見た暁星』と題して講演をしていただいた。

ポラック氏の貴重なコレクションである、写真や画のスライドを見ながら、日仏交流が絹の産業を通じて発展してきたこと、暁星設立に関わった当時のフランス人のこと、そして日本各地にフランス語の学校が設立されたが、現在まで続いているのは暁星学園のみであることなど、大変興味のあるお話であった。

尚、講演の詳細については12月に発行される同窓会誌「暁星」に掲載いたします。


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2008.09.15

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第3回 フランス文化同好会

2008年9月6日(土) テレビ東京・ワールドビジネスサテライトのコメンテーターでおなじみの中島厚志氏(1971年」卒)をお招きし、神田のレストラン「ラ・リヴィエール」で36名が参加して開催いたしました。駐日フランス大使館かは経済参事官以下4名の大使館員がご出席下さり、土曜日の午後、フランス料理を楽しみしながら「日本の経済改革とフランス」という演題で、中島氏のお話を伺いました。

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2007.11.17

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第2回「フランス語で私の世界はどう広がったか」

日時:2007年11月17日(土)12時より
場所:半蔵門エムスダイニング「斎」
参加人数:36名

第2回フランス文化同好会のランチセミナーが、フランス大使館プノ公使、ラメック文化参事官をお迎えして開催されました。
今回は1966年卒の同窓生で国際ジャーナリストとしてご活躍中の毎日新聞社外信部専門編集委員西川恵氏に講演をお願いいたしました。

「フランス語で私の世界はどう広がったか」という演題でお話を頂き、毎日新聞社のパリ支局長として働いたときの、ジャンポール・アロンやエレーヌ・ド・ボーヴォワールへにインタビューした思い出、2007年のフランス政府農事功労賞受賞に繋がる著書、「エリーゼ宮の食卓」の執筆に関するエピソード等を交えて、大変楽しいお話をうかがいました。

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2007.06.23

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第1回ランチセミナー開催

これからのフランスは?そしてフランス語は?

暁星学園同窓会では、かねてから会員が気軽に参加できる「ランチセミナー」の企画を準備していましたが、平成19年6月23日(土)にその第1回目のランチセミナーを開催いたしました。
会場は、代官山の「ル・ビストロ・パッション」というお洒落なレストランで、軽い昼食をはさんで参加者32名という家族的雰囲気の中で行われました。

講師は著名な国際的ジャーナリストの倉田保雄氏(1941年卒)で、その他にフランス大使館から文化参事官のA.ラメック氏が参加されました。

倉田氏のお話しは、まずは先般日本でも話題になったフランスの新大統領のサルコジー氏のことから始まり、その組閣の特色(ユダヤ系の外務大臣、イスラム教徒の法務大臣、その他にも黒人の閣僚や11名もの女性閣僚の任命)やフランス大統領の強大な権限などに及びました。

その後、倉田氏の小学校時代の思い出に移り、なつかしい校庭での遊び(水雷艦長等)や、毎月の「点読み」‥・これはとてもよい制度なので、フランス語の授業をやめるのなら、この点読みを復活させて欲しいというのが倉田氏の意見でした・・・そして恩師のジェルマン先生からフランス語の勉強のためには文法を覚える前に、ラ・フォンテーヌの詩などを暗誦をした方が有効であると教えられたことが披露されました。
また、暁星にはアルザス出身の教師が多かったため、暁星で教わったフランス語にはアルザス訛りがあると指摘された経験があるとのことでした。

更に、フランス語が歴史的にも世界の言語の中核になっていたこと、その証拠に英浩の語源にはフランス語が36%とフランス語の語源であるラテン語が15%も入っていることや、現在でも法律・国際条約の分野では根強い力を持っていることなどが説明されました。

フランス語に対する倉田氏の意見としては、フランス語は国際社会でまだ重要な位置を占めており、このフランス語を頭が柔軟な小学校から勉強することが極めて有意義なこと、これをやめてしまうという暁星の方針は理解できないというものでした。

倉田氏のお話しの後、「フランス大統領が、親日家のシラク氏からサルコジー氏に代わったことにより日本との関係はどうなるのか」という質問が出ました。これに対しては、ラメック参事官があわてて「サルコジー氏は日本を嫌っている訳ではない。日本を意識して日本語のできる大臣(パスカル女史)を任命するほど気を使っているので心配ない」と説明していました。

質疑応答を含めて約1時間半の講演でしたが、狭いレストランの中で、極めて和気あいあいのうちにランチセミナーを終えました。浅尾会長からは、今後もこのような機会を持ちたいこと、その時には田上理事長や倉橋校長にも是非参加してもらうとの閉会の言葉がありました。


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