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第1回 ランチセミナー開催

 

これからのフランスは?そしてフランス語は?

 

 

semina022007.jpg暁星学園同窓会では、かねてから会員が気軽に参加できる「ランチセミナー」の企画を準備していましたが、平成19年6月23日(土)にその第1回目のランチセミナーを開催いたしました。
会場は、代官山の「ル・ビストロ・パッション」というお洒落なレストランで、軽い昼食をはさんで参加者32名という家族的雰囲気の中で行われました。

講師は著名な国際的ジャーナリストの倉田保雄氏(1941年卒)で、その他にフランス大使館から文化参事官のA.ラメック氏が参加されました。

 

semina012007.jpg倉田氏のお話しは、まずは先般日本でも話題になったフランスの新大統領のサルコジー氏のことから始まり、その組閣の特色(ユダヤ系の外務大臣、イスラム教徒の法務大臣、その他にも黒人の閣僚や11名もの女性閣僚の任命)やフランス大統領の強大な権限などに及びました。

その後、倉田氏の小学校時代の思い出に移り、なつかしい校庭での遊び(水雷艦長等)や、毎月の「点読み」‥・これはとてもよい制度なので、フランス語の授業をやめるのなら、この点読みを復活させて欲しいというのが倉田氏の意見でした・・・そして恩師のジェルマン先生からフランス語の勉強のためには文法を覚える前に、ラ・フォンテーヌの詩などを暗誦をした方が有効であると教えられたことが披露されました。
また、暁星にはアルザス出身の教師が多かったため、暁星で教わったフランス語にはアルザス訛りがあると指摘された経験があるとのことでした。

 

ranchikurata.jpg更に、フランス語が歴史的にも世界の言語の中核になっていたこと、その証拠に英浩の語源にはフランス語が36%とフランス語の語源であるラテン語が15%も入っていることや、現在でも法律・国際条約の分野では根強い力を持っていることなどが説明されました。

フランス語に対する倉田氏の意見としては、フランス語は国際社会でまだ重要な位置を占めており、このフランス語を頭が柔軟な小学校から勉強することが極めて有意義なこと、これをやめてしまうという暁星の方針は理解できないというものでした。

倉田氏のお話しの後、「フランス大統領が、親日家のシラク氏からサルコジー氏に代わったことにより日本との関係はどうなるのか」という質問が出ました。これに対しては、ラメック参事官があわてて「サルコジー氏は日本を嫌っている訳ではない。日本を意識して日本語のできる大臣(パスカル女史)を任命するほど気を使っているので心配ない」と説明していました。

質疑応答を含めて約1時間半の講演でしたが、狭いレストランの中で、極めて和気あいあいのうちにランチセミナーを終えました。浅尾会長からは、今後もこのような機会を持ちたいこと、その時には田上理事長や倉橋校長にも是非参加してもらうとの閉会の言葉がありました。

 

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